おとり物件を見抜く方法。おとり物件の特徴を知って見極めよう

一人暮らしや新婚夫婦、転勤家族、単身赴任者など賃貸物件を探す人はさまざまです。 多くの人がインターネットで物件探しをしています。 不動産会社の店舗へ行かなくても、画面上で自分の希望する条件を絞り込み検索し簡単に閲覧できる手軽さが受けていますが、おとり物件という架空物件で騙されてしまうこともありますので十分気を付けてください。 ここでは、おとり物件がどういうものか、おとり物件を見抜く方法についてご紹介します。

1.客寄せのために掲載される架空物件

おとり物件とは、実際には募集していない物件を、あたかも入居可能であるかのように掲載している物件のことです。 建物自体が存在しないというよりは、過去に募集していた物件など実在する建物をおとり物件として掲載している場合がほとんどです。 おとり物件について問い合わせをすると「入居可能です。いつご来店いただけますか?」などとすぐに来店のアポを取り来店させます。 実際店に行ってみると「申し訳ございません。つい先ほど成約に至りまして」などと入居可能と言っていた物件が募集終了物件に変わっています。 そして、すぐさま「こちらの物件がオススメです」などと次から次へと違う物件を紹介されるのです。 おとり物件により店へと呼び寄せ、ほかの物件の契約を成立させることが不動産会社の狙いです。 おとり物件とは、実際には募集のされていない客寄せのための架空物件です。

2.条件の割に賃料が安い物件

立地や築年数、間取り、敷地面積など相場よりはるかに安い物件は怪しいと考えてください。 相場より高いという物件はよく見られますが、相場よりかなり安い物件は、近隣問題や日照騒音問題、自殺など訳あり以外はおとり物件の可能性が高いです。 おとり物件は長期間掲載されていることが多いです。 いい物件があると飛びつくのではなく、まずは探している地域の相場を把握しましょう。 電話で問い合わせるときも、相場より安い理由をしっかり確認することが大切です。 訳あり物件でなければ「来店したときに、先ほどほかの人が契約されました、ということにはならないですよね?ちゃんと見学ができますよね?」と念押ししておくのもいいでしょう。

3.現地で待ち合わせできない

問い合わせをすると必ず「まずは一度ご来店ください」と言われます。 おとり物件を見抜くために、店舗よりも近いなどの理由で、現地で待ち合わせすることを提案してください。 それでも、一緒に行かないといけない、とか来店して説明してから、などと現地での待ち合わせを頑なに拒否する場合はおとり物件の可能性は非常に高いと言えます。 実際に紹介できる物件であれば、現地で待ち合わせすることに何の問題もないはずです。 「大家さんの意向で」とか「弊社としましては」という理由は非常に疑わしく、現地に募集物件が存在しないということを意味することが多いです。

4.契約期間がある

おとり物件の場合、入店するやいなや、問い合わせた物件が定期借家契約であるということを告げられます。 一般的な賃貸借契約は1年以上の設定ですが、2年が一般的で更新が可能です。 一方、定期借家契約とは期間は定められていませんが一定期間の契約が過ぎると契約が終了し、更新もできません。 「期間が短いうえ、更新も一切できませんがよろしいですか?」と言われると、それはちょっととためらう人がほとんどです。 「こちらは一般的な賃貸借契約の物件で」と別の物件の話をされるとそちらのほうがいいかも、と興味を持つようになります。 その物件が定期借家契約で本当に実存する物件であるなら、電話で問い合わせをしたときにその旨を話すべきです。 来店してから知らされる物件は、おとり物件の疑い大です。

5.取引様態が仲介先物である

不動産会社は、賃貸物件の広告を掲載する際、取引様態を明示することが義務付けられています。 取引様態には、貸主、代理、仲介元付、仲介先物の4つに分けられます。 貸主は大家、代理は大家の代理、仲介元付は大家から直接依頼を受けている状態、仲介先物は仲介元付より広告を出す許可を得ている状態です。 貸主、代理、仲介元付は、貸主から直接依頼を受けているのでおとり物件の可能性は低いです。 仲介先物は間接的な立場であることから、おとり物件の可能性が1番高いと言えます。 取引様態を確認することで、その物件情報の信憑性を測るひとつの手段となるでしょう。

おとり物件を見抜こう

客寄せのための架空物件の問い合わせをして来店した結果、それと同等の条件のいい物件を紹介してもらえるなら問題ないですが、ほとんどの場合そうではないです。 希望に合わない物件を紹介されていては時間の無駄になってしまいます。 新しい環境で生活するということは、物件探しから引っ越し、引っ越し後の荷物の整理など多くのことをする必要があります。 貴重な時間を無駄にしないよう、上記の内容をチェックして、おとり物件を見抜きましょう。

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