マンションのコンシェルジュって何?サービス内容とメリット

最近増えているのが、マンションのコンシェルジュ。 コンシェルジュ常駐のマンションというと高級タワーマンションというイメージが浮かびますが、今は都心で家賃15万円以下でもコンシェルジュ付のマンションもあります。 今や、コンシェルジュの役割が多様化しているので、マンション選びの際はそのサービス内容が重要なポイントになっています。 では、コンシェルジュとはいったいどんな存在なのか?またどのようなサービスが受けられるのかご紹介します。

1.マンション設備や周辺情報の案内

マンション内の設備や、近隣の医療機関や提携介護事業所など周辺施設やお店の情報、公的機関等の地域情報など、さまざまな生活情報を居住者に提供します。 マンションのことでわからないことがあったら、居住者がとりあえず訊ける存在です。 備品の貸し出しなどを行うところもあります。 ハウスクリーニングやベビーシッターの紹介も行います。

2.共有施設の利用申し込みの受け付け

来訪者が宿泊できるゲストルーム、フィットネスルーム、ラウンジ、スパなどの共有施設があるマンションでは、利用予約の申し込みを受付たり料金の徴収を行います。

3.宅急便やクリーニングの受け付け

地域の店舗と提携して、宅急便やクリーニング店との取次ぎを行います。 重い荷物を発送したいときや雨の日など、マンション内で用事が済むので、とても便利です。 荷物の一時預かりも承ります。

4.タクシーの手配

フロントに電話一本でタクシーやハイヤーの配車を行ってくれます。 また、レンタカーの紹介をしてくれるところもあります。

5.その他のサービス

管理人が休みのときは管理業務もおこなったり、居住者の家族や来訪者へのメッセージ伝達、はがきや切手の販売、荷物の一時預かり、外国人居住者のためのバイリンガルサービス、コピーFaxの送信サービス、ベビーシッター紹介や花の宅配取次ぎなどを行っているところもあります。 コンビニエンスストアのようなショップやカフェがあるマンションでは、ショップの営業スタッフを兼ねているところもあります。 電球が切れたときに、マンション内でぴったりの電球が買えるのが便利と好評のようです。

6.コンシェルジュの注意点

ホテルコンシェルジュとは違い、派遣会社が派遣しているアルバイトが多いため、仕事ぶりも人によって差があることが多くなります。 いつもフロントにいて住民の出入りを見ているので顔見知りになるのは防犯上メリットではありますが、反面プライバシーの問題があります。 コンシェルジュは、基本的に居住者の情報を開示してはいけないことになっていますが、派遣会社の教育が徹底していない場合、仲の良い住民にマンション内のトラブルをしゃべってしまうコンシェルジュなどがいたりなど、個人情報が漏洩される恐れがあります。 またフロントを通るときの挨拶が逆に煩わしいと思う人もいます。

7.マンションにおけるコンシェルジュのメリットとは

挨拶を交わしたり、出かけるときや帰ってきたときに声をかけてもらえるので、一人暮らしでも安心感があることや、マンションから出なくてもクリーニングが出せたり郵便物が出せることなど暮らしが快適になることがコンシェルジュ付マンションに住まう最大のメリットといえるでしょう。 コンシェルジュは、決められた業務内容に沿ってサービスを提供しており、管理人の仕事内容とは大きな違いがあります。 管理人は建物の維持管理や住民からのクレーム受付なども行い、なくてはならない存在ですが、コンシェルジュは、本来は自分でできることを代行してやってくれる便利な存在。 そのため、いたら助かるけれどいなくても何とかなってしまいます。 コンシェルジュのきめ細やかなサービス内容と比較して、人件費を無駄な管理費と考えるかどうかは人それぞれですが、管理人だけでは賄いきれない居住者からの要望が増えているのも事実です。 また、大規模なマンションになると、居住者からのニーズも多種多様ですし、併設している共有施設の種類も増えているので、コンシェルジュの存在価値はますます高まっています。 高齢者にとっては、いつも顔を合わせて言葉を交わすコンシェルジュは心強い存在であり、小さな子供がいる家庭にとってもフロンとに顔見知りのコンシェルジュがいるのは何かと安心です。 雨の日に外に出かけなくとも、マンション内で必要な用事が済ませられるのはとても便利ですし、忙しいビジネスマンにとっても有能な秘書のようにサポートしてくれるコンシェルジュはありがたい存在でしょう。

コンシェルジュの必要性を考えよう

居住者の年齢層や家族層に合わせて求められているサービスが違いますが、最近は各マンションがこのようなソフト面に力を入れて、きめ細かいサービスをウリにしています。 今は、どのマンションも内装やアクセスなどではなく、こうした生活の快適度を高めるサービスやパフォーマンスで差をつける時代です。 これからのマンションコンシェルジュには、画一的なサービスではなく、居住者の多岐にわたるニーズに応え、明らかに管理会社とはちがう心のこもった質の高いパフォーマンスが求められているといえるでしょう。

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