賃貸物件でできる防音対策。傷や穴を開けずに防音対策をしよう

アパートやマンションなどの賃貸物件にお住まいの方にとって、大きな悩みごとのひとつがお部屋の防音対策でしょう。 賃貸だから、防音のために大がかりな改修工事などはできません。 賃貸物件では、防音/遮音の手段は限られてしまいます。 今回は、そんな賃貸物件における防音対策についてご紹介します。

1.遮音カーテンをつける

賃貸物件における防音対策で、もっともベーシックな方法は、カーテンを遮音性の高いものに変えることです。 遮音性に優れたカーテンは、ホームセンターやインテリアショップで、数千円から購入することができます。 購入する際は、きちんとお部屋の窓の寸法を測ったうえで、窓にぴったり合ったサイズのカーテンを選びましょう。 せっかくの遮音カーテンでも、窓枠とのあいだにすき間が生じると、防音効果が半減してしまいます。

2.隣室との壁にタンスや本棚を置く

意外と効果があるのが、隣室との境界となっている壁ぎわに、タンスや本棚などの大型家具を設置することです。 壁がそのぶん厚くなるため、隣室からの騒音を防ぐことができます。 また設置する際は、壁にぴったりとつけることで、壁との一体感が増し、より防音効果が期待できます。 とくに衣類や寝具などがつまったタンスやクローゼットは、布地が音を吸収するため、効果大です。

3.すきまテープを活用する

ホームセンターや百円均一ショップなどに行くと、扉やふすまなどのすきまを塞ぐためのテープが売られています。 とくに和室にお住まいの場合、扉やふすまに大きなすきまが生じやすいため、外部の騒音が入ってきたり、逆に室内の音が外に漏れたりします。 すきまテープを活用して、音の通り道をしっかりとふさぎましょう。

4.雨戸をこまめに閉める

多くのアパートやマンションには、部屋の窓に雨戸がついています。 大きな台風が来るときや、長期でお出かけをする際などに閉める方が多いでしょう。 また、入居以来一度も閉めていない、という方もいるかもしれません。 窓ガラスは音が漏れやすいため、夜間や日の入らない時間帯などには、こまめに雨戸を閉めてみてはいかがでしょうか。

5.耳栓やヘッドホンを使う

最後の手段、という感じがしなくもないですが、自分の耳をふさいでしまうのが、もっとも効率的な防音対策といえるでしょう。 とくに壁のうすい賃貸物件では、スピーカーで音楽を聴くと「シャカシャカ」という耳に障る音が、隣室に響いてしまいます。 お隣さんを不愉快にさせないためにも、音楽を聴くときはヘッドホンやイヤーホンを使用し、それ以外のときも耳栓を活用してみましょう。 最近は、Bluetoothに対応したコードレスのヘッドホンが多く売られており、音楽プレイヤーから離れても快適に音楽が聴けるようになっているので、ぜひ試してみてください。

6.管理会社に連絡する

どうしても隣室の騒音が耐えられない場合は、不動産管理会社に連絡し、正式に苦情を入れましょう。 その際、どの時間帯にどのような騒音が聞こえるのか、担当者に報告できるよう、メモを取ったり録音しておくなど、きちんと記録をつけておきましょう。 直接、隣室に足を運んで「うるさいですよ」と注意できればそれでもいいのですが、ご近所トラブルに発展する可能性もありますので、基本的には管理会社におまかせしたほうが賢明です。 また、日頃からお隣さんと顔を合わせたらあいさつを交わすなど、ご近所づきあいもしておくと、無用なトラブルを回避することができます。

7.自分が他人の迷惑にならないように

以上のように、外からの騒音を防ぐための対策をご紹介してきましたが、あなたが発した騒音によって、誰かが快くない思いをしているかもしれません。 人の振り見て我が振り直せ、ということで、お部屋でできる防音対策についてもご紹介します。 例えば、ダイニングチェアが木製の場合、四つ足にゴムパッドやイス用の靴下を装着することで、イスの出し入れの際の騒音を防ぐことができます。 また、洗濯機の下に防音ゴムを敷き、なるべく夜間は動かさないようにしましょう。 アパートやマンションでは、ちょっとした物音が意外と隣室に大きく響くものです。 ドアの開け閉めをゆっくりする、部屋を歩くときはスリッパを使いドタバタ歩かない、など、日々自分が立てる音に心を配りながら生活をしましょう。

賃貸物件で防音対策をしよう

賃貸物件における防音対策について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 どうしても騒音が気になる方は、次回お引っ越しするときに、高速道路や国道などの道路沿いの物件を避けたり、ピアノOKの防音対策済みのマンションなどを選ぶのが良いでしょう。 アパートやマンションなどの集合住宅は、騒音に限らず、ちょっとしたことでご近所トラブルになりやすいものです。 お隣さんのことを考えて、まず自分から防音対策するなど、日々の心がけが大切です。

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